天皇杯4回戦 法政大学戦
本日、天皇杯4回戦法政大学戦が行われた。
結果から申し上げると2-1でヴァンフォーレが勝利したが手放しで喜べる試合内容ではなかった。
先発メンバーと交代出場選手は以下の通りである。
延長戦まで縺れる試合となり非常にタフな試合となってしまった。
縺れる試合となってしまった原因の1つとして先制点を取ってからの戦術に積極性が無った事にあると思う。追加点を取る気迫が感じられなかった。
相手の法政大学も見逃さず積極的に攻撃を仕掛けて来た。
ヴァンフォーレの先制点はセンターフォワードの佐藤洸一選手を上手く使い、相手ディフェンス陣を崩した。マイナス方向で待っていた曽根田選手が隙を突きお見事なゴールを決めてみせた。
先制点を取ってからは守りに徹してしまい、前半を終えて後半に入ってからもゲームスタイルに変化が見られなかった。
後半失点する前もサイドのクロスやファールによるフリーキックもあり、いつ失点してもおかしくない状況が続いていた。
前半からゲームコントロールをしていた中山陸選手を交代させてから更に状況は悪化してしまい、とうとう後半32分に右サイドのクロスから失点をしてしまった。
正直、ヴァンフォーレの方が劣勢状態にいて、逆転されるのも覚悟してしまったものであった。90分で決着がつかず延長戦に突入してしまう。
延長前半3分に宮崎純真選手が右足を振り抜き貴重な得点を決めて本当に良かったが、このような試合内容がリーグ戦でなかった事が本当に幸いであった。
一方、法政大学の選手は常にボールを中へ入れ、サイドにボールが流れてもクロスの供給が的確であった。意図を感じさせるプレーやパスが多く、学生であることを感じさせないチームであった。
ヴァンフォーレもプロのサッカークラブではあるがチーム全体で見習わなければいけないと思った。
次回の天皇杯もそうだが、21日のアルビレックス新潟戦も今回の試合のようにサポーターが消化不良な気持ちにさせないように満足のいく熱い勝利を見せていただきたい。
結果
甲府 2-1 法政
得点者
曽根田穣 ’27
森俊貴 ’77
宮崎純真 ’93