10/13 栃木SC戦
本日行われた栃木SC戦は1-1の引き分けで終わってしまった。
前半早々、相手に得点を奪われ出鼻を挫かれてしまった。その後は栃木SCのディフェンスが堅くヴァンフォーレの連携が上手くいっていなかった印象であった。
先制点を足早に取られてしまった影響でヴァンフォーレにとっては難しい試合になってしまった。
先制点後の栃木SCは無理はせず、コンパクトに守り11人全員が帰陣してディフェンスをしていた時間が多く見受けられた。
内弁慶にディフェンスを敷かれるとヴァンフォーレは滅法弱く、ウタカ選手のフリースペースはなくなるし、サイドからの崩し、クロスやセットプレーでも得点を奪うのが難しい。
後半になって少し攻め方を変更し、早い時間から同点、逆転を狙っていたが目論み通りにはならなかった。
後半の終盤に小出選手からのクロスからアラーノ選手がヘディングで決めた同点打が精一杯で逆転して勝ち点3を獲得する事はできなかった。
ヴァンフォーレの選手達の個々の能力は良い物を持っていると思うがチームとしての強さにはなっていない気がする。
このチームは本当に3-4-2-1のシステムが最適なのか疑問に思ってしまう。チャンス構築は金園選手が入った後の4-4-2システムの方が多いと思う。
あと残す試合は6試合、このチームにとって何が最適なのか、共通認識も持ってチームワーク良くプレイをしてもらいたい。
はっきり言ってこの試合は勝ち点1で納得できる内容ではなかったと思う。
11月の初戦(京都サンガ戦)までに2位との勝ち点差を3差以内に縮める事ができれば望みは叶うと思う。非現実的な数字ではないので最後まで諦めずに頑張ってもらいたい。
栃木SC 試合前レビュー
明日の対戦は栃木SC戦である、
現在栃木SCの順位は21位と降格圏にいる。
なのでこの試合は是が非でも勝ち点を1つでも多く残したいと思って試合に望んでくるであろう。
なのである程度ディフェンスを固めて失点を防ぐ試合展開も想定される。
ヴァンフォーレにとっては少し都合の悪い試合展開だ。
こちらは是が非でも勝ち点3を勝ち取り順位を自動昇格圏内まで上げたいと思っているので得点を奪わなければならない。
しかも今節は1つ順位が上の京都サンガがレノファ山口に破れた為、今節もヴァンフォーレは順位を上げるチャンスがある。
栃木SCにはヴァンフォーレキラーの大黒選手がいる。大黒選手を完全封殺してリベンジを果たし、主導権をヴァンフォーレに向ける事ができれば慌てて戦う事は無いと思うので本来のヴァンフォーレらしい試合を期待している。
10/6ツエーゲン金沢戦
昨日行われたツェーゲン金沢戦は3-2でヴァンフォーレが逆転勝利を勝ち取った。
前半早々から積極的に左サイドを狙ってウタカ選手を初め、曽根田選手、内田選手が高いポジション取りを行っていた。
ファーストシュートした曽根田選手はキーパーに防がれたものの良い動きを見せていたと思う。
先制点シーンも曽根田選手が積極的に放ったシュートがキーパーに弾かれた所に詰めていた佐藤和弘選手がゴールに押し込んだ。
セットプレーから小柳選手がハンドの判定を取られPKで追いつかれ、クルーニー選手の進入からディフェンストラブルを誘われ、垣田選手の進入で逆転を許してしまったが、ヴァンフォーレは同点、逆転を諦めていなかった。
後半開始早々、ツエーゲン金沢の最終ラインの裏を狙ったウタカ選手を見逃さなかった田中選手が浮き球でパスを供給した。
そのパスがウタカ選手に上手く収まり、相手キーパーとの1対1を制した。
更に、後半中盤から山本選手を起用しディフェンス補強と終盤のパワープレー備えた。それに加え、逆転を狙うべく金園選手が投入され、フォーメーションも4-4-2と前向きな陣形へと変更した。
その前向きな攻撃が功を奏して、試合終盤の攻防には厚みが出ていたと思う。
その結果ウタカ選手の素晴らしいミドルシュートがゴールに突き刺り逆転劇が完成したと思う。
ツートップの金園選手が最前列でプレーする事ができた事によりウタカ選手がよりプレーエリアを広げる事ができた。それにより劇的なゴールが生まれたと思う。
今後もヴァンフォーレの4-4-2システムは期待が持てるであろうと私は思う。
今節は大宮アルディージャ、横浜FCが勝利を収めたので自動昇格圏までの勝ち点差は縮める事はできなかったがPO圏までは登り詰めた
あと7試合、諦めないチームが望みを勝ち取れると思うので、私もシーズン最後までヴァンフォーレ甲府を追いかけて、熱い声援を送り続けたいと思う。
結果
金沢2-3甲府
得点
佐藤和弘′28
クルーニー′32
垣田裕暉 ′38
ピーターウタカ′49
ピーターウタカ′75
ツエーゲン金沢戦 試合前レビュー
明日の対戦相手はツエーゲン金沢
前回ホームで対戦した時は佐藤洸一選手の終了間際にゴールに助けられ同点で終わった。
今節は勿論、勝利を勝ち取りたい。
ツエーゲン金沢で気をつけたい選手は前回も得点を決めたクルーニー選手、長身のフォワードで足元のテクニックも兼ね備えている。
確実に抑えておきたいところだ。
最近のヴァンフォーレディファンダー陣の長身外国籍選手の対応は上手く対応できていると思うので今節のクルーニー選手の対応にも期待は持てるであろう。
ここ最近のヴァンフォーレの弱点としてサイドからの進入に弱さを感じてしまう。
ツエーゲン金沢のサイドハーフと言ったら元ヴァンフォーレの金子選手がスターティングメンバー予定であろう。
最終ラインを崩されないようにしながら、中の選手に合わしたクロスを入れさせないように対応しなければならない。
連携良く守ってくれることを願っている。
ヴァンフォーレの選手達も相性とか関係なしに初めから全力で試合をコントロールをしてもらいたい。攻守共に連携よく試合が運べれば苦手意識など払拭できるであろう。
スターティングメンバーもリザーブもどの選手が起用されるか今から楽しみである。
9/29 モンテディオ山形戦
本日、行われたモンテディオ山形戦を1-0で勝利した。
試合終盤まで一進一退の試合運びでスコアレスドローで終わる事も覚悟した所に途中出場した金園選手が相手ゴールに押し込み、駆け込みで勝ち点3を獲得した。
まさにお互いの総力戦を制した。
苦言を混ぜて言えば、スターティングメンバーではモンテディオ山形のディフェンスに苦戦して中々、得点を奪えるようなシーンが多く作れなかった。しかし後半早い時間から交代枠を積極的に使い途中交代の選手がヴァンフォーレの攻撃に変化を付けていったと思う。
金園選手、宮崎選手が途中出場してから前線でボールを動かすことができ、ボランチに回った横谷選手が高い位置でプレーできるようになったと思う。結果、攻撃の枚数を掛けて攻撃ができたと思う。
ディフェンス陣は終始、大槻選手や坂元選手など攻撃陣の自陣進入には気をつけ、より早く対応していたと思う。大槻選手に楔を打たせないように対策していた。。
今節の試合結果が全て出て、2位までの勝ち点差6、ホストシーズン進出圏内まで3差と次節に望みを繋げた結果となった。
次節は大宮アルディージャと水戸ホーリーホックが直接対決、横浜FCと柏レイソルが直接対決をする。
ヴァンフォーレは勝ち続ける事が市場命題なのだが、周りの結果次第で2位との勝ち点差が3まで縮む事も可能である。
勝ち続ける事が難しいのは解っていることだが前だけを見て突き進んでもらいたい。
結果
山形 0-1 甲府
得点
金園英学′93
試合前日レビュー モンテディオ山形戦
ヴァンフォーレは久々の日曜日開催の試合である。
他のチームの試合結果が出た後の試合と言うことで試合の入り方にも気合いが入る状況であろう。
上位チームの結果を見ると柏レイソル、大宮アルディージャ、京都サンガが勝ち点3を獲得して、水戸ホーリーホックが敗戦している。
順位の近いチームを見てみると徳島ヴォルティスが勝利して、ツェーゲン金沢、V・ファーレン長崎が敗戦している。
今節のモンテディオ山形戦は上位生き残りを賭けた試合になる。
モンテディオ山形の直近の試合結果を見ると複数得点を取っている試合が目立つ。攻撃力バツグンのチーム状態である。
特に注目したいのが大槻周平選手、前節こそ得点はなかったが前々節の鹿児島戦は2得点を決めている。さらにその前の柏戦でもしっかりと1得点決めている。
大槻選手は途中交代が多いが、交代で出てくるのが今季7得点を決めているジェフェルソン・バイアーノ選手である。大槻選手を封じても交代枠にパワーのあるバイアーノ選手が出てくるのでヴァンフォーレのディファンダー陣は気の抜けない一戦になりそうだ。
ヴァンフォーレは落ち着いて守備を行い、早い時間から守備の安定を保ちたい。攻撃にもバリエーションが欲しい所だ。
前節の新潟戦は単調な攻撃が目立ち攻撃にリズムが感じられなかったという評価もあった。
チームワーク良く、個々の役割を果たして快勝する事に期待したい。
明日の試合も楽しみである。
勝利を掴めヴァンフォーレ甲府!!
#19
前回の記事は試合直後だったと言うことであまり良いことが書けなかったが勝ちきれなかった試合の中でも活躍を評価できる選手がいたと思う。
背番号19番の宮崎純真選手だ。
途中出場ではあったが前線でのボールキープや裏への飛び出し、相手ゴールキーパーの肝を冷やす鋭いシュートを見せていた。
試合終盤のシュートがゴールに突き刺さっていれば間違いなくヒーローは宮崎選手だったであろう。
ウタカ選手があの試合で上手くいできなかった相手ディフェンスに楔を打つプレーや裏への抜け出しを少ない出場時間の中でチャレンジしていたと思う。
普段のトレーニングは見に行けない私ですが、トレーニングマッチを何度か見る限りでは日を追う毎に成長を感じる選手である。
トレーニングマッチでは出場メンバー等の事情でウィングバックのポジションにも着いていたが宮崎選手はストライカーとして大成してもらいたいと個人的には思う。
あとは90分間戦えるスタミナと当たり負けしない体作りは今後の課題であろう。
出身こそ山梨ではないが高校は山梨学院なので甲府の至宝、甲府のエースとして更なる活躍を楽しみにしたい。
宮崎選手だけではなく中山陸選手や小林岩魚選手も1日でも早くリーグ戦のリザーブ入りを果たしヴァンフォーレの主力メンバーとして名を連ねていただきたい。
現状のヴァンフォーレは経験重視の人選が目立つがその中に若い力が融合すれば更なる強さが出てくると思う。
真の強さを手に入れ長期に渡る強いヴァンフォーレ甲府を心待ちにしている。