青赤ヴァンクラブ通信

山梨のJリーグクラブチーム、ヴァンフォーレ甲府について書き綴るブログです!! とりあえず不定期更新でいきたいと思います。

9/7 横浜FC戦

昨日の横浜FC戦は悔しい結果となってしまった。

正直、試合終了後は現実を受け止めるのに時間が掛かってしまった。

 

先制点を奪われてしまったが、すぐにセットプレーから同点に追いつき、相手が追加点を挙げれば懸命に攻めて同点に追いつく互角な試合をしていたが、逆転する力がこの試合には無かった。

個々の能力や選手間の連携など全てにおいて横浜FCの方が上手だったと思う。

今の順位通りの結果であろう。

試合開始前はイバ選手、レアンドロ・ドミンゲス選手の両外国籍選手を止めれば甲府に勝気があると思っていたが予想とは全く違っていた。

サイドハーフの中山克広選手、松尾祐介選手の鮮やかな侵入がありディフェンス陣の対応が遅れてしまった。

外国籍選手の能力頼みのヴァンフォーレ甲府と外国籍選手を楔、アシスト(ダミー)としてプレーさせた横浜FCとの戦術差が出てしまった。

改めて思うが中山克広選手は今年の大卒ルーキーで松尾祐介選手に関してはまだ大学在学中の来年ルーキーの選手である。

この2選手の活躍は羨ましいと言わざるを得ないし、ヴァンフォーレにも横浜FCの2選手のように活躍してもらわなければならない選手がいる。

 

修正点や課題など色々感じさせる試合であった。

この敗戦を今後に活かせるのか次節の柏戦にも注目していきたい。

 

結果

        甲府 2-3 横浜

得点者

             中山 克広            ’6           

ピーター・ウタカ ’16

             中山 克広    ’47

ピーター・ウタカ ’56

             松尾 祐介    ’72

    
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試合前日レビュー 横浜FC戦

明日の対戦相手は横浜FC

今シーズンの順位が大きく左右する3連戦の2戦目である。

前節、3位の大宮アルディージャ、2位の京都サンガが勝つ点が伸ばせなかった中、横浜FCモンテディオ山形と対戦し、勝ち点1を獲得した。その勝ち点1で大宮アルディージャ京都サンガと勝ち点が並び、得失点差で2位へ浮上した。

前節の対戦を見てみると累積警告でレアンドロ・ドミンゲス選手を欠いての対戦で得点こそ無かったが終始モンテディオ山形を圧倒していた。

レアンドロ・ドミンゲス選手の代わりに出場していたのがジュビロ磐田から移籍してきた中村俊介選手が抜擢されレアンドロ・ドミンゲスとは違う持ち味をチームに与えていた。

チーム自体も非常に調子が良く、12試合負け無しを記録している。

 

ヴァンフォーレもここ最近の2試合は内容もよく逆転への勢いが付く、劇的な勝利を挙げている。

各々選手たちもコンディションは良さそうで明日の横浜FC戦は期待が持てるであろう。

イバ選手、レアンドロ・ドミンゲス選手をしっかり封殺して、先制点を奪いたいところだ。どの試合でもそうだが先制点を奪い、優勢な状況を作りたい。

おそらく今節もウタカ選手にはキツいマークが付くと思う。思い通りのプレーは難しいだろう。

ヴァンフォーレはウタカ選手に固執するのではなくカウンターからのウタカ選手、ドゥドゥ選手、曽根田選手、アラーノ選手のコンビネーションが不可欠になるであろう。

あとはエデル・リマ選手のオーバーラップにも期待したいところだ。いずれにしろ、どれだけの選手が攻撃参加できるかが勝利の鍵になると思う。

それとも小椋選手のバースデー前日メモリアル弾が飛び出すか。

 

前節が劇的な勝利だっただけに今節も浮足立たづしっかり地に足をつけて山梨に歓喜の勝ち点3を持ち帰ってきてもらいたい。

 

 

 

伊藤マジック

前節の試合後にアラーノ選手について、伊藤監督が興味深いコメントをしていた。

以下ヴァンフォーレ甲府公式戦ホームページより抜粋

 

「残り12試合、その中でスタートでいく時もあると思いますし、こういうふうにジョーカーとして使う時もあると思います。」

 

ホーム初出場のアラーノ選手に対して前向きなコメントを残していた。

伊藤監督の前文のコメントにあった「スタート起用もあると思う。」という所が特に興味深い。

千葉戦と大宮戦を見てみるとヴァンフォーレ甲府はアラーノ選手をシャドーのポジションでの起用を想定しての獲得だと思う。

 

ではアラーノ選手が先発で起用された場合、どういった先発起用が想定されるのかを少し考えてみた。

ウタカ選手、ドゥドゥ選手はよっぽどの事が無い限りは先発から外す事は無いであろう。ウタカ選手、ドゥドゥ選手、アラーノ選手の外国籍トリオで先発起用した方がスタートから対戦相手に脅威、威圧感を与えられると思う。

そこでもう1人のシャドーポジション、曽根田選手の起用方法、もしくはポジションのコンバートが想定される。

第一路線はあくまでも曽根田選手とアラーノ選手の併用が濃厚だと思われるが、同時起用はサポーターとしては捨てきれない。

大宮戦の曽根田選手起用後のヴァンフォーレの攻撃は素晴らしかった。やはりアラーノ選手を加えた外国籍トリオの裏には曽根田選手が必要だと思う。

では曽根田選手の起用方法はどうなるのかが気になって仕方がない。

大宮戦のように先発からウィングバックでの起用があるのか。

それともアラーノ選手の獲得時の想定と変更してアラーノ選手をウィングバック起用をするのか。

さらにはウタカ選手、ドゥドゥ選手、アラーノ選手、曽根田選手の4人を前線で起用できるようなシステムを組み直すのか。

 

考えれば考える程、キリが無いし結論は出ない。素人では予想が付かないのが本音である。

前回お伝えしたトレーニングマッチでの4バックを試していたのも気になる。

 

どのような策を練ってくるのかこれからの伊藤マジックが楽しみである。

9/1 ザスパクサツ群馬 TM

昨日の勝利の余韻も冷めやらぬ本日はザスパクサツ群馬とのトレーニングマッチが行われた。

結果は4得点を挙げ順調なコンディションを見せた。

個人的によく見えた選手は宮崎選手で前半の45分は起点となるプレーが多く、さらには先制点を決めていた。リーグ戦で再びベンチ入りできそうなコンディションであると感じた。

今日のトレーニングマッチで何個か新しい事をテストしていたように見えた。

 

まずは4-3-3の4バックシステム

結果、1失点してしまったので攻守共に細かな修正は必要かと思う。

 

次にボランチ小柳選手を起用。

小柳選手はヴァンフォーレではディフェンダーとして多く起用されているが、前所属チームではセンターバックサイドバックボランチなど多種多様のポジションに起用されていた経験がある。

なので今日のトレーニングマッチでも難なくボランチのポジションに入り、上手にプレーをしていたと思う。

しかも今のヴァンフォーレには珍しく小柳選手の1ボランチであった。上背があり、安定した守備が期待出来る小柳選手だからこそ任された1ボランチシステムかもしれない。

小柳選手のボランチ起用は今後、公式戦でも起用があるかもしれない。

 

曽根田選手、荒木選手のオフェンシブハーフでの起用。

後半の45分は4-3-3システムで挑んだ為、シャドーのポジションが無くウィングフォワードを採用していた。右ウィングに始めは太田選手が入り、途中から宮崎選手が起用された。左ウィングには森選手が起用された。

そして中盤のオフェンシブハーフには曽根田選手、荒木選手が起用された。荒木選手は2列目から得点を決め、曽根田選手も良いアシスト役を果たしていた。

 

今後のリーグ戦の試合状況を見据えて色々な事を試していたように見えた。

 

チームは昨日の勝利で終始、穏やかでリラックスしていた。

また明日から次節開催までしっかりと準備して勝利を山梨まで届けてもらいたい。

 

前半メンバー
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 得点者 宮崎純真#19 金園英学#17

 

後半メンバー
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得点者 佐藤洸一#18 荒木翔#21

8/31 大宮アルディージャ戦

今節のプレビュー編でも書いた通り、勝利への執念が相手より勝り、劇的な勝利を勝ち取った。

横谷選手のメモリアルゴールを演出できたのもチームが最後まで勝利に対して拘ったゴールだと思う。

今節は最後の交代カードを切るタイミングが難しい状況だったと思う。

 

違う記事でもお伝えしているが勝ち点3を絶対に獲得しなければならない試合だったからこそ難しくさせたのである。

 

交代枠の1枚目はアラーノ選手、2枚目は曽根田選手を起用して選手間の連携を強めていった。

ヴァンフォーレは勝利を諦めず最後の交代枠を我慢してゴールを待っていたと思う。

0-0での最終局面、早くに最後の交代枠を攻守どちらかの選手に使っていたら、勝ちきれなかったかもしれない。ディフェンスの選手を起用すれば得点を奪うことが難しくなり結果、勝ちきれない試合になっていたかもしれない。その反対に、パワープレーを見越してオフェンスの選手を起用すれば、相手に隙を見せてしまい、失点しかねない状況だったと思う。

 

後半から出場したアラーノ選手、曽根田選手がドゥドゥ選手にパスで繋ぎ、1度ウタカ選手を経由してドゥドゥ選手のところへ再びボールを預けた。預けたドゥドゥ選手がペナルティエリア内で倒されたところでファウルの判定、PKを獲得した。そして、横谷選手がゴールネットに突き刺し、自身のメモリアルゲームに花を添えた。

まさに劇的な勝利となった。

ゴール後ドゥドゥ選手、ウタカ選手がサポーターに対して歓喜を求め、それに対してサポーターは大きな声援で答えた。

 

過酷な上位3連戦の初戦を勝利したのだが、これで終わりではない。あくまでも自動昇格圏内へ上れる梯子を掛けたぐらいであろう。

これから1歩1歩しっかりと上がって行かなければならないし、梯子をまた降ろす訳にはいかない。

次節の横浜FC戦も苦戦が予想されるが今節のような粘り、我慢、勝利への執念、サポーターの後押しが必須であると私は感じている。

 

 

結果 甲府 1-0 大宮

得点者 横谷 繁 ’93

 

スターティングメンバー

GK

河田 晃兵 #1

DF

エデル・リマ #6

小出 悠太 #22

武岡 優斗 #41

MF

湯澤 聖人 #2

佐藤 和弘 #26

内田 健太 #39

小椋 祥平 #40

FW

ピーターウタカ #9

ドゥドゥ #10

横谷 繁 #14

 

リザーブ

岡西宏佑#31 小柳達司#3 山本英臣#4 アラーノ#29 

田中祐昌#50 曽根田穣#11 佐藤洸一#18


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明日の対戦相手は大宮アルディージャ

明日対戦する大宮アルディージャは現在3位と無条件昇格圏を狙える位置にいる。
前節、愛媛戦は5-1と敗戦してしまったが、もちろん気の抜けない対戦相手である。

シーズン前からヴァンフォーレと同じくJ1復帰を目標とし、昇格筆頭クラブと前評判も高かった。
トータル的に見ても各ポジションにタレントが揃い、前線にはフアンマ・デルガド選手、シモビッチ選手、更には大前元紀選手と得点能力の高いタレントが揃っている。
中盤にも夏にマリノスから移籍してきたイッペイ・シノズカ選手やバブンスキー選手と実力者が布陣している。
前節の愛媛FC戦を見てみると大きなミスも無く、ポゼッションこそ愛媛FCが高かった以外は数値上では上回っていた。
しかし、愛媛FCの勝利への執念が勝り、5失点もしてしまったと思う。

今節のヴァンフォーレも勝利への執念が勝利へ導く鍵になりそうだ。
前節、3得点と再び好調の波に乗りかけているヴァンフォーレ
この先、上位クラブとの対戦が続き、荒波に向かって行かなげればならない。その為にも好調の波にヴァンフォーレは乗って行かなげればならない。
ヴァンフォーレの選手達もアルディージャに劣らないタレント揃いだと思う。
その選手層に厚みを乗せたのが新戦力のアラーノ・リマ選手だと思う。
前節は得点こそ無かったが素晴らしいプレーを見せ、サポーターの目を輝かせた。
後ろにもリマはいるが前線にもリマがいるぞと思わせる存在感を見せた。

今シーズンの昇格を占う初戦が明日、中銀スタジアムで行われる。
各ポジションの選手たちが役割を果たし、ヴァンフォーレの選手全員が活躍したと思わせるような試合になることを願っている。

ヴァンフォーレ甲府 VS 大宮アルディージャ
山梨中銀スタジアム 18:00 キックオフ

戦国J2勝負の時

ここからの3試合は甲府にとって大事な試合になる。この3試合が今シーズンのターニングポイントになるのは甲府サポーター全員が解っていることであろう。
しかし、これからの3試合が重要だと思っているのは甲府サポーターだけでは無いと思う。

他のクラブのサポーターも次節を含めた9月の試合はターニングポイントと据えているであろう。
現在の勝ち点を考えると2位、3位の京都サンガ大宮アルディージャが勝ち点52である。

直近3試合を3連勝、3位連敗と考えるのであれば自動昇格圏内に入るクラブは10位のファジアーノ岡山(勝ち点43)までが自動昇格圏内に入ることができる。(8位ツエーゲン金沢 勝ち点46、9位徳島ヴォルティス 勝ち点43)
そう考えるとヴァンフォーレは必ず3連勝を掴み取り、勝ち点を55と積み上げる事が絶対目標となる。

じゃあ今の上位10チームといつ対戦するのかを整理してみると

柏    9/14 ホーム
京都   11/3 アウェー
大宮   8/31 ホーム
横浜   9/7 アウェー
山形   9/27 アウェー
水戸   済
甲府
金沢   10/6 アウェー
徳島   済
岡山   済

見返すと全て勝つしかないと言うのが第一印象だ。しかも10月初めまでに凝縮している。

山梨の暑さは徐々に和らいできたが、試合日が待ち遠しい残暑はまだまだ続く。